冷却装置(チラー)
![]() 冷却装置の使い方や種類を覚えるチラーと呼ばれることもある冷却装置ですが、使い方としては水をはじめとした各種液体の温度を低温かつ一定に保ちながら循環させ、目的の機械や試料などを冷却させます。基本的には冷凍機で水の温度を下げて循環させますが、水道水を直接流し込んで使用する場合もあります。冷却装置は企業内部で使用されているエッチング装置や成分分析機、精密加工機など大掛かりな機器を冷やすことができます。これらの機械は大量の熱を発生させるため随時冷却しながら使用しなければなりません。使用用途から理化学機器や産業機器とセットで使用することが想定されていますので、使用環境や電力消費問題、置き場所などに困ってしまわないように非常に多種多様な種類や形態のものがあります。その中でも数々の企業が取り入れている使い勝手が良い小型の冷却装置があります。同種中でも最小、最軽量の部類に入る冷却水循環装置は机の上にも置くことができます。横サイズはB5程度で高さも30センチから40センチ程度と分析装置などの内部に収納して使うことも可能です。 そして充実機能満載の中型、大型の冷却装置もあります。半導体製造現場や工場などでも使われており、非常にハイパワー、多機能でどんな機器でも冷やすことができます。また、消費電力を大幅に抑えたエコタイプのものもあります。使用電力を抑えてくれる優れもので、クリーンルームへ設けることにも適しています。その他にも周囲の温度変化に左右されないものや、純水を使用するもの、高圧ポンプ使用のものなどとてもユニークな冷却装置も数多く開発されています。 |
冷却装置(チラー)中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | お問合せ |
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3e1840 | チラー 冷却水循環装置 CCA-1111 | 東京理化器械 | ![]() |
3e1724 | チラー 冷却水循環装置CCA-1110 | 東京理化器械 | ![]() |
3e1705 | チラー 冷却水循環装置LTC-450A | ASONE | ![]() |
3e1671 | チラー 冷却水循環装置CCA-1111 | 東京理化器械 | ![]() |
3e1533 | チラー 冷却水循環装置 CCA-1100 | 東京理化器械 | ![]() |
3f2664 | 低温恒温水槽 TRL750EX | トーマス科学 | ![]() |
3e1393 | チラー 冷却水循環装置CCA-1112・2016年製 | 東京理化器械 | ![]() |
3e1409 | チラー 冷却水循環装置 CCA-1112 | 東京理化器械 | ![]() |
3d0054 | 循環式低温恒温水槽 TRL-750H | トーマス科学 | ![]() |
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番/メーカー名 | お問合せ |
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3e1840 | チラー 冷却水循環装置CCA-1111 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3e1724 | チラー冷却水循環装置CCA-1110 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3e1705 | チラー冷却水循環装置LTC-450A | ![]() |
ASONE | ||
3e1671 | チラー冷却水循環装置CCA-1111 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3e1533 | チラー 冷却水循環装置CCA-1100 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3f2664 | 低温恒温水槽TRL750EX | ![]() |
トーマス科学 | ||
3e1393 | チラー冷却水循環装置CCA-1112・2016年製 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3e1409 | チラー冷却水循環装置 CCA-1112 | ![]() |
東京理化器械 | ||
3d0054 | 循環式低温恒温水槽TRL-750H | ![]() |
トーマス科学 |
冷却装置の使い方とその構造冷却装置の使い方として大切なのは、現在使っている理化学機器や産業機器の特性や使用条件、使用環境とマッチさせることです。非常に多種多様でどの機器にも合うというものではありません。大きさも違えば冷却される温度などもすべて違います。冷却装置と使っている機器とのマッチングがうまくできていない場合、冷却機能がうまく発揮されず、機器が故障したり、トラブルを起こしたりする要因にもなります。また、冷却する方法には水冷式と空冷式があり、これらの違いでも使用できる機器は異なってきます。まず、水冷式の特徴は冷却水に熱伝導で機器に発生した熱を奪わせ循環して冷やす構造ですので、ファンなどの可動部分が必要ありません。そのため静音で、排熱や排気もほとんど無いためとてもクリーンです。非常に冷却効果が優れており、効率は良いですが配管工事などが必要な場合があります。次に、空冷式は冷却装置の内部にファンを搭載しており、そのファンによって冷却水を冷やします。本体一つだけで完結するため設置場所を取らず、また簡単に設置できますが、排熱がありますので室外機を付けない場合は、室内の温度が上昇してしまうことがあります。 また、循環させる方法にも開放系循環方式と密閉系循環方式の2種類あり、これらの違いによっても内部構造が変わってきます。開放系循環方式は水を入れた水槽と冷却装置を配管でつなぐため、水槽一体型でないものは、別途水槽などの設置場所を考える必要が出てくることもあります。密閉系循環方式は、密閉された熱交換器のような場所へ冷却水を循環させ冷やす構造となっています。 冷却装置の使い方の中でも特に重要な項目冷却装置は使い方を考えるにあたって、現在使用している機器と合うものかどうか見極める必要があります。また室内環境や使用環境によっても水冷式、空冷式を選択しなければならないでしょう。冷却装置を選定する際に最初に考えるべきことは、設置場所の確認です。設置場所を屋内にするのか屋外にするのかで、最適な冷却装置が変わってきます。排熱が気になる空冷式冷却装置であれば屋外にする、理化学機器のすぐそばで操作したい場合は少し小さめの水冷式冷却装置にしてハイパワーを選ぶなど、使用用途に応じケースバイケースで必要条件に合うものを選ばなければなりません。水冷式に関しては循環させる水の温度を決定します。これにはまず使っている機器の最適温度を調べておく必要があります。機器が安定動作するための許容温度を調べたら、冷却水の温度もそれに合わせ調整します。もし冷却が足りない場合は、機器の故障やトラブルの原因となります。次に冷却能力を調べます。導入しようとしている冷却装置が機器を冷やすのに十分な冷却能力を備えているか事前に確かめておきましょう。 冷却能力は販売サイトに熱量計算方法などが記載されている場合がありますので、そちらを参考に冷却能力を確認することができます。最後に、ポンプが循環する水を送り出す能力があるかどうかの必要揚程を調べます。冷却装置と水槽をつなぐ配管の状況如何によっては必要揚程が変わるため、事前に計算しておきましょう。このように導入前に必要な能力があるかどうかを把握しておくことが大切です。 |
冷却装置(チラー)の計測機器で利用されている用途
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