マノメーター/圧力計
マノメーター/圧力計とはどのような計測器かマノメーター/圧力計は、正圧、負圧、差圧を計測する計測器です。計測対象は清浄な空気、非腐食性ガス、不活性ガス等です。マノメーターの使用目的はクリーンルームの差圧測定、空調分野の静圧/差圧測定、アスベスト解体作業現場の負圧モニター、エアフィルターの目詰まり点検などがあります。また、デジタルマノメータは、操作も簡単に計測できるようになっています。クリーンルームにおける使い方は、外部からゴミやホコリが侵入しない状態であることを確認するというものです。クリーンルームは、内部の圧力を調節して風の流れを管理していますが、この圧力調節に問題があるとゴミやホコリが侵入してしまうので、計測を行って正常な状態であるのかをチェックします。清潔な状態に保たれていないと、内部で扱っている製品などの品質が著しく悪化するため、圧力管理は極めて重要です。 排気ダクトでは、給気と排気の圧力差を測定するために使われます。ダクトのフィルターが目詰まりしていなければ差圧は所定の範囲に収まりますが、目詰まりが起きているようだと差圧が大きくなって、状況によっては建物内の設備を停止させなくてはなりません。燃料を使って燃焼させているような状況だと、フィルターの目詰まりが大きな事故に発展する可能性もありますから、定期的な点検が必要となります。 ガスが通る配管内も、配管の中に外部の気体を吸い込むような状態は問題です。配管に漏れがあるかを点検するために、内部と大気の圧力差を測って、正常な状態を維持します。こうした用途のために、各種の圧力が測定できるマノメーターが使われます。特に圧力の違いが重要な意味を持つ場合に使われると、その性能を発揮する測定器です。 |
「マノメーター/圧力計」の一覧の中で、よく見て頂いている中古計測機は
マノメーター/圧力計中古計測機器一覧
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番 | メーカー名 | 販売価格 | -->お問合せ |
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3d0064 | デジタルマノメータ DMS-7-200K OpアナログOUT | 日立 HITACHI | お問合せ下さい | |
3b0082 | マノメータ MT220 | 横河電機 YOKOGAWA | お問合せ下さい | |
3b0083 | マノメータ MT120 | 横河電機 YOKOGAWA | お問合せ下さい | |
me0036 | デジタルマノメーター HT1500 HT1500 | ホダカ HODAKA | お問合せ下さい | |
me0037 | デジタルマノメーター HT-1500NM HT-1500NM | ホダカ HODAKA | お問合せ下さい | |
me0035 | マノメーター HP20 HP20 | 柴田科学 SIBATA | お問合せ下さい |
※オプション機材につきましては、「在庫お問合せ」よりお問合せくたさい。
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コード | 機材名称 型番/メーカー名 | お問合せ 販売価格 |
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3d0064 | デジタルマノメータDMS-7-200K OpアナログOUT | |
日立 HITACHI | ||
3b0082 | マノメータMT220 | |
横河電機 YOKOGAWA | ||
3b0083 | マノメータMT120 | |
横河電機 YOKOGAWA | ||
me0036 | デジタルマノメーター HT1500HT1500 | |
ホダカ HODAKA | ||
me0037 | デジタルマノメーター HT-1500NMHT-1500NM | |
ホダカ HODAKA | ||
me0035 | マノメーター HP20HP20 | |
柴田科学 SIBATA |
マノメーター/圧力計の原理とはマノメーターにはいくつかの種類が存在しますが、よく使われるのがU字管とデジタル式です。Uの字の形状をした管を用いるU字管では、混ざり合わない2種類の液体が使われます。2種類の液体をU字管の中に入れて、2つの液面の高さから圧力差を算定するという簡単な原理です。圧力差はその物質特有の密度と高さの差に関係し、大きな圧力差がある場合などは水銀が用いられます。測定器の構成が単純で、原理も分かりやすいのが特徴です。ピエゾ抵抗素子を使うデジタル式の原理は、さらに単純なものとなっています。シリコンなどの薄膜を使ったピエゾ抵抗素子を測定器内部に組み込み、測定対象からの圧力によって素子がたわみ、そのたわみで生じる電圧の変化から差圧を測定します。デジタル式は操作も簡単であり、測定器自体が軽くて小型になっているので、手軽に持ち運びをすることが可能です。乾電池で動作するものも多いので、すぐに測定したい場所に持って行けるようになっています。 測定原理を知っていなくても使い方さえ覚えれば測定をすることはできますが、機器を選定したり適切な使用方法を検討したりする際などには、原理も理解しておくことが大切です。ただマニュアルなどを読んで使い方を知るだけでは、何か突発的なことが起こった時に対応できません。マノメーターの原理は比較的分かりやすいものが多いので、どのような原理なのかを理解することも容易です。マニュアルに原理が説明されていない場合でも、使われている部品などから自分で原理を調べることが可能です。 適切な機種の選び方マノメーターを選ぶ時は、測定対象や測定可能な範囲を明確にすることがポイントです。機器の測定対象と測りたいものが違っていると正しい値は得られませんし、機能を超える範囲の測定はできません。まず、どのような測定を行って、どんな結果を得たいのかをハッキリさせることを優先するべきです。そうしたことを決めてから、動作方式、測定精度、温度特性などの機器固有の仕様を調べるようにします。詳細な仕様については、メーカーのサイトや販売店のサイトに記載されていますから、簡単に調べられます。マノメーターは、クリーンルームや設備の換気など、重要な機能を維持するために使われることが多いので、必要だと判断した場合はすぐに使い始めなくてはなりません。予算の面でマノメーターを導入することが難しい場合は、中古のものを購入して使用するのが一番です。中古品であっても販売店の方で品質を確かめて問題なく使えるようにしていますから、新品同様に測定することができます。正しい使い方をして、適切なメンテナンスをすれば、新品以上に長持ちさせることも可能となります。無理して新品を購入しようとして導入するのが遅れるよりも、状態の良い中古品を購入してすぐに使い始める方が賢明な選択です。ただし、中古品の場合は流通量の少ない機種もありますから、時間に余裕を持って販売店に問い合わせをしましょう。 必要な機器を導入しないと、問題が起こる可能性が高まるだけではなく、現場のやる気やモラルにも影響してきます。特別なことをしなくても、当たり前のことをするだけで現場の士気が高まり、良い結果が出るようになります。 |
マノメーター/圧力計の計測機器で利用されている用途
利用された機材 | 用途 |
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デジタルマノメーター HT-1500NM | 吸引ブロアの吸引測定 |