機能(カタログより)
シリンジサンプラーKZ-30W1は、当社製液中粒子計数器KL-11、KL-11Aなどのオフライン測定において、設定された測定条件に従って試料液体を液中微粒子検出器に流入させる装置である。
おもな機能と特長
・パージモード、測定モードと、これらを組み合わせて連続動作を指定できるコンビネー
ションモードの3種類の動作モードがある。
・パージモード、測定モードでは、異なる設定値を最大50組まで記憶させることができる。
・測定モードでは、プランジャが吸引を開始してから試料液体の流速が安定状態になるま
での空吸引量を設定することができる。
・バルブとシリンジを一体化したシリンジセットを採用し、シリンジの交換が容易である。
・装着されたシリンジ容量を自動的に検出することができる。
・当社製液中粒子計数器KL-11、KL-11Aを接続して使用した場合、両器に共通の設定値
(測定モードの吸引流量、空吸引量、測定回数)は片方で変更すると自動的に他方に送ら
れ、両器が同じ値に設定される。
また、本器のSTARTキーでKL-11、KL-11Aの測定を開始させることができる。
仕様(カタログより)
□接続対象器種
・ KL-11、KL-11A
・ KL-20A、KL-22、KL-26、KL-27(使用できる機能に制限あり)
・ KE-40(使用できる機能に制限あり)
・ KE-40B1 など
いずれも接続器種に対応した接続ケーブル(別売)が必要
□適応シリンジ
10 mL ガラスシリンジ(標準、パイレックスガラス製)
25 mL ガラスシリンジ(別売、パイレックスガラス製)
25 mL PP シリンジ(別売、ポリプロピレン製)
□接液部材質
PTFE、CTFE、パイレックスガラスまたはポリプロピレン(使用するシリンジによる)
□導入可能な液体
接液部を腐食、損傷しない液体
□動作ストローク
フルストローク 66 mm
□精度 60 mm ± 2%
□繰り返し誤差 0.5% 以下
□分解能 0.6 mm
RION リオン
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