機能(カタログより)
ISN(インピーダンス安定回路網)は、パーソナルコンピュータ(モデム搭載機器)、ファクシミリおよびデータ通信機器等の通信用端子(モジュール端子)における妨害波の電圧を測定する際に使用します。
ISNは、測定時に外部から接続線を伝導して不要な無線周波妨害波信号が混入しないように、試験回路を外部回路から分離すると同時に、測定用端子に規定のインピーダンスを与えるための回路網です。
KNW-2208 は、1Gbps の高速で通信を行う1000baseの回線測定用に新しく開発された回路網で、CISPR 22 第5版の仕様に適合しています。
このISNは、本体の被試験機器側(EUT PORT)にアダプタを結合して使用します。
仕様(カタログより)
・周波数範囲:150kHz~30MHz
・該当規格:CISPR 22 第 5 版
・測定線路数:8線(平衡4対線)
・コモンモードインピーダンス:150Ω ±20Ω、位相角 0°±20°
・アイソレーション(分離度):
150kHz~1.5MHz 35~55dB 以上
1.5MHz~30MHz 55dB 以上
・電圧変換係数:-9.5dB ±1dB
・測定線路挿入損失:30MHz 以下で3dB 以内
・測定端子(RF):N-J (50Ω)
・線路端子 AE側:RJ-45 8 ピン
・測定線路定格:MAX.DC100V、0.2A
・寸法:150(W)×85(H)×90(D) mm (本体のみ)
・重量:約 2.2kg
協立電子 kyoritsu
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