機能(カタログより)
・Nicolet ISOBE 5500は、光ファイバを用いる際に問題になっていた温度ドリフトと周波数特性の広帯域化の問題を、2本のファイバ・ケーブルを使用しアナログ転送とデジタル転送を併用することにより一気に解決しました。
・第1のファイバはアナログ・ラインで、電圧信号を輝度変換して受光部へ送ります。第2のファイバはデジタル・ラインで、信号の低域部分をローパス・フィルタで分離しDC リファレンスを作り、それを光パルスに変調し受光部へ送ります。このDCリファレンスはデジタル信号で送られるため伝送系の影響を受けず、受光部のアンプのドリフトとゲインの補正に使われます。
・この方式の採用で広帯域(DC~20MHz)でしかも伝送系の影響を受けにくいプロープが実現できました。
・ファイバ・ケーブルは、3m、15m、50m、100mの4種類があり、それぞれ出荷時に特性の校正が行なわれます。また、5時間の充電で10時間の連続使用が出来るため、1日の測定がバッテリの交換無しで行なえます。
・先端部分のプローブを交換することにより、最大4万ボルトまでの測定が可能です。
仕様(カタログより)
・光ファイバ・アイソレーション
・プローブ:DCから20MHz
・ノイズ:-60dBRMSノイズ(最大入力信号に対して)
・電圧レンジ:±100mVから±50V、1,2,5ステップ
・入力インピーダンス:1MΩ/30pF
・バッテリ使用時間:8から10時間
・OP.015(15mケーブル)(060226)
※詳しくは、お問合せください。
Nicolet ニコレー
【関連中古計測機器】