機能(カタログより)
試料にX線を照射しその元素から発生する蛍光X線の種類から、どのような元素が含まれているかまたどれだけ含まれているかを知ることで試料の定性・定量分析ができ、固体・液体・粉体を問わず非破壊で測定できる装置。プリント基板やケーブルなどに含まれる有害元素の有無を、非破壊で迅速に確認できる。このことから、メーカーにおけるRoHS/ELV指令対応のための品質管理において、有害元素が含有される製品の選別に最適であり、急速に普及してきた。本装置では、未習熟のユーザーでも簡単に使用できるようワンタッチで全自動測定を可能とし、煩雑な作業からユーザーを解放し、初心者でも簡単・高精度な測定を可能にした。
仕様(カタログより)
・測定方法:エネルギー分散型
・測定対象:個体、液体、粉体
・測定範囲:11(Na)から92(U)
・コリメーター:10mm固定
・試料形状:最大300mmφ×H150mm
・X線発生部
・X線管:Rhターゲット
・電圧:5から50kV
・電流:1から1、000μA
・冷却方式:空冷
・検出器
・型式:Si(Li)半導体検出器
・液体窒素供給:測定時のみ
・液体窒素消費量:1リットル/日 程度
・測定雰囲気:大気電源:AC100V 50/60Hz 15A
・外寸:W580×D650×H420㎜
・本体質量:約80kg
※詳しくは、お問合せください。
SHIMADZU
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