機能(カタログより)
エリアスキャナML8740B は、基地局のエリア最適化の際に行われるドライブテスト用として最適なスキャナです。高いハードウェア性能により、干渉の多い過酷な測定環境においても、信頼性の高い電波伝搬特性を取得できるため、正確で無駄のないエリア最適化が行えます。
2周波数測定機能のオプションおよびGSM測定ソフトウェアを組合わせることにより、2つの異なる周波数のW-CDMA基地局またはW-CDMAとGSM基地局の同時測定が可能となります。ドライブテストにおけるデータ収集効率を飛躍的に高めることができます。
仕様(カタログより)
■周波数範囲
●RF入力コネクタ1:
925から960MHz(CW、スペクトラムモニター、およびGSM測定*1)
1805から1880MHz(CW、スペクトラムモニター、およびGSM測定*1)
2110から2170MHz(CW、スペクトラムモニター、およびW-CDMA測定)
●RF入力コネクタ2:
2110から2170MHz(ML8720C-03/-23付でW-CDMA測定)
■入力インピーダンス:50Ω(SMA型コネクタ)
■周波数設定分解能
・W-CDMA測定: 200kHz
・GSM測定*1: 200kHz
・スペクトラムモニタ: 1kHz
・CW測定: 100kHz
■受信信号
・W-CDMA測定:P-CPICH,S-CPICH,P-SCH,S-SCH,P-CCPCH(BCH復調時)
・GSM*1:BCH
■電力測定
●測定範囲
・W-CDMA測定:-117から-33 dBm(RF入力コネクタ1、RF入力コネクタ2端)
・GSM測定:-110から-40 dBm(RF入力コネクタ1端)
・スペクトラムモニタ:-123から-33 dBm(RF入力コネクタ1端)
・CW測定モード:-117から-33 dBm(RF入力コネクタ1端)
●分解能:0.1 dB
●表示単位:dBm、dBμV、dBμV/m(CW測定およびスペクトラムモニタ)
●W-CDMA測定確度
・CPICH_RSCP:±1 dB(Typ.)(23℃±5℃)
・CPICH_SIR:±2 dB(Typ.)(23℃±5℃)
・SCH_RSCP:±2 dB(Typ.)(23℃±5℃)
●GSM測定確度
・RSSI:±1 dB(Typ.)(23℃±5℃)
●スペクトラムモニタ
・確度:±1 dB(Typ.)(23℃±5℃)
・ノイズレベル:-127 dBm(RBW 4kHz)
●CW測定角度:±1 dB(Typ.)(23℃±5℃)
●動特性:0から100 km/h走行時のCPICH_RSCP、CPICH_SIR確度(平均化距離50 m)
■測定項目:指定基地局測定、無指定基地局測定、スペクトラムモニタ、CW測定
※詳しくは、お問合せください。
アンリツ Anritsu
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