工業用ファイバースコープのカメラで中身を見る!狭くて暗い場所もラクラク!|中古販売
「機械、自動車、建築物、水道・ガスの配管…
などと言った設備の中身を検査・点検したい!」
…とお思いの画面の前の皆さん、こんにちは!
メジャー社員のIです。
今日は狭くて暗いところでも非破壊で中身を見ることができる、
ファイバースコープのお話をしたいと思います。
目次
- 1.機械などの中身を見てみたい!
- 2.見てみたいならファイバースコープ!
- 3.ファイバースコープが活躍している場所
- 4.こんな機能も持っています!
- 5.まとめ
1.機械の中身を見てみたい!
誰でも一度はあるでしょう…
古今東西、様々な機械を見たときに
「この中はどうなっているんだろう?
どういう仕組みで動いているんだろう?」
…と思ったことが。
でも、分解するには時間がかかりますし、元に戻すのが大変です!
（筆者も小さいころ、興味本位で物を分解して、戻すことができない状態にしてしまったことがあります…）
ましてや、大きいものだと分解は困難でしょう。
でも!ファイバースコープを使えばそんな「見えない」ところも見えるようになるのです!
2.見てみたいならファイバースコープ!
さて、「見たいけれど狭くて見られない…」というところを見るには、
「ファイバースコープ」を使います!
この機材を使えば、機械の中はもちろんのこと、
配管や天井など、狭くて見えづらい場所も見られるようになります。
ファイバースコープの一番の特長として、柔軟性を持っていることが挙げられます。
これはどういうことかといいますと、
確認する箇所の途中に障害物などがあったり、曲がりくねったりしていて、
見るのが難しい!というような場合でも、
柔らかい、そしてしなやかなファイバースコープを使えば確認ができるということです。
特に機械の内部は、様々な部品が入り組んでいる状態なので、
確認したいポイントになかなかたどり着けない!ということも出てくると思われます。
しかし、柔軟性を持つファイバースコープならば、
そのような複雑な機械でもラクラク見られます。
3.ファイバースコープが活躍している場所
さて、この優れモノのファイバースコープ、
幅広い業種・場所で使われているのです。
具体的に列挙しますと、
- 〇がれきがあるところでの捜索、救助活動
- 〇水道管の錆、腐食、詰まりなどの確認
- 〇家具などの狭いすき間で落とし物を探す
- 〇壁・床下・天井裏・雨どいの汚れなどの確認
- 〇排水溝の詰まりなどの確認
- 〇自動車のボンネット内の車両エンジンの点検
- 〇航空機・船舶などの点検
- 〇ラジエーター（放熱装置）の品質点検・組み立て検査
- 〇トランス・配電盤のチェック
- 〇エアコン・ダクト内の検査
- 〇梱包物の内部の観察・異物が混入されていないかのチェック
- 〇警備での操作などに
- 〇生物植物の観察
- 〇その他、手が入りにくい場所・目の届きにくい場所
こんなにもあります。
機械だけならず、ガス管、水道管、家、車、船、はたまた研究や教育の現場でも。
手が届かない場所、肉眼で見えづらい場所などで、オールマイティーに活躍しているのです。
4.こんな機能も持っています!
狭いところをスイスイ見られるだけではありません!
ファイバースコープは、様々なところに対応できるように、そして操作しやすいように
色々な工夫を施してあるのです。
(1) 暗いところも確認可能!
例えば、ファイバースコープは不透明なものの中を探る機器です。
透明でないということは、光が入ってこない、すなわち暗いという状態です。
つまり、基本的に
暗いところでも見えるように、ライトが付いているのです。
一昔前は、光源はランプであることが多かったですが、
近年は高輝度かつ明るさ調整も可能なLEDライトを使い照らすことが多いです。
LEDライトは、鮮明に照らせるのはもちろんのこと、
あまり電力を消費しないので、省エネに役立ちます。
(2) 衝撃を受けやすいところも安心!
また、機械の内部に入るとき、何かの障害物に当たってしまうと、
衝撃を受けて壊れてしまうのでは?
…という心配のある方もご安心ください。
ファイバースコープは、そのような衝撃を耐える堅牢なボディを持っています。
摩擦やつぶれなどにも強いです。
(3) 水があるところも測定できる!
調べる対象、およびその対象に水が付着していても測定することができるように、
防水構造や防滴構造が付いています。
(4)その他、よくないものが付着してもついても大丈夫!
マシン油や軽油、5%ほどの塩水がついても支障はありません。
5.まとめ
いかがだったでしょうか?
この記事をお読みになり、ファイバースコープが少しでも気になった方は、
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