機能(カタログより)
LD-5D型は、検出部にシースエアー機構を採用し吸引ポンプを内蔵することで、ずい道建設工事等の比較的高濃度な粉じん作業場での測定を可能にした、光散乱方式による相対濃度計です。
相対濃度はろ過捕集法を基準として質量濃度変換係数(K値)を求め、質量濃度に補正する必要がありますが、LD-5Dはあらかじめ質量濃度変換係数を入力することにより、計測値を簡単に質量濃度に変換し、表示することが可能です。なお、既存の粉じん計(レーザー光源タイプ)と同様な特性になっていますので、同作業現場において、今までの質量濃度変換係数を使用することができます。
仕様(カタログより)
メーカー: 柴田科学
測定原理: 光散乱方式
光源: レーザーダイオード
測定範囲: 0.01から100.0mg/m3
測定感度: 1CPM=0.01mg/m3(較正粒子に対して)
測定精度: ±10%(較正粒子に対して)
表示器: グラフィック液晶ディスプレイ(バックライト付、コントラスト調整可能)
表示内容:
・測定値 積算力ウント表示:0から99999カウント(99999以上は00001から継続してカウント)
・質量濃度換算値表示:mg/m3
・測定時間/現在時刻/測定モード/電池残量/K値(設定された値。0.1から9.9)
・バーグラフ(測定中にスイッチを押すことにより瞬時値を表示)
測定モード:
・ダウンタイマー 内蔵ダウンタイマーにより測定時間を設定し、測定を行います。
・6秒10秒30秒1分2分3分5分10分(電源を投入した初期状態は「1分」のダウンタイマーモードです。)
その他:
・マニュアル 測定の開始と停止を手動で行います。
・ログ(ロギング)測定開始日時、測定時間、周期を設定し、測定データを本製品に記録しながら測定を行います。 データ収録点数:最大63488点
・スパンチェック 感度較正用散乱板を挿入し測定を行うことにより、散乱板の値を測定し、補正値を記憶します。
・BG(バツクグラウンド)クリーンエアで検出器を満たした状態で測定を行い、BG値を測定します。 次回測定値から自動的に差し引かれます。
出力:
・USB/RS-232C出力(専用ソフト付通信ケーブルによる)
・無電圧パルス出力:オープンコレクタ 耐電圧12Vmax
・電圧出力:0-1V(3レンジ選択可能)、出力インピーダンス100Ω
使用環境: 0から40度 5から90%rh(但し、結露無きこと)
電源: 入力:DC12V DC:単2乾電池8本/使用動作時間時24時間(アルカリ乾電池の場合)AC:ACアダプター
寸法・質量: 245(W)×90(D)×190(H)mm(突起物を除く)、約2.88kg(電池含む)
その他: ※動作可能OS日本語Windows98/Me/XP
※詳しくは、お問合せください。
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